青森ねぶた祭り 手打ち手振り鉦製作
青森ねぶたの祭り囃子アイテムに手振り鉦と言うシャンシャンと音のなる楽器があります。この手振り鉦を手作業で作る特別なアイテムが『手打ち手振り鉦』と言います。この楽器の製作工程は、成功と失敗の繰り返しで完成します。
成功するには、まず正確な計画が欠かせません。素材の選定から始まり、熟練した職人による手打ち作業が続きます。鉦の形状やサイズに合わせて金属を加工し、鳴りや見た目の美しさを追求し仕上げます。その後、手振り鉦の音を再度確認し、手打ち手振り鉦が完成します。完成した時の感動は言葉では表現しきれません。それだけ大変な作業となります。
しかし、失敗も避けられません。製作中に予期せぬトラブルが発生することもあります。素材の不良、技術的なミス、素材の破れが挙げられます。写真でご覧頂けると思いますが、成功率は約50~60%ほどで、なかなか思うようには仕上がりません。非常に難しい作業ですが、失敗から学ぶことは大切であり、次回の製作に活かすことができるのですがそれも非常に難しいのが現状です。
青森ねぶた祭りの『手打ち手振り鉦』製作は、成功と失敗の繰り返しですが、その過程には努力と情熱をたくさん詰めて製作し、青森ねぶた祭りの華としての一役を担えるよう『手打ち手振り鉦』を作り続けていきたいと思っています。
じゃわめぐ青森ねぶた祭り。
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